株式会社 家工房

2014年、千早赤阪村の閑静な住宅街に開業した家工房。

一見したところ周囲と違わぬ家ですが、一級建築士の夫が代表を務め、二級建築士の妻がそのサポートを行う、夫婦が二人三脚で協力し合いながら自宅兼工務店を営んでいます。

幼い頃から「住まい」に関心があった夫・要介さんは当然、建築業界に就職。

現場監督を経て、設計のみならず、家作りにまつわるすべての工程に魅力を感じ、地元で独立しました。目指すは「地域の人々にかわいがられる工務店」。

そこで、家づくりへの関心の有無にかかわらず誰でも気軽に遊びに来てもらう【おうち開放】を企画。「徐々にですが、ちょっとした住まいの困り事でも頼ってくれる地元のお客様が増えました」。

家工房に足を運べば、きっと誰もがこの住空間に言い知れぬ懐かしさと居心地のよさを感じるはず。

実際に家工房に土地の相談から引き渡しまですべてを依頼した、乾さんご夫妻もそう。

「こんな住まいでなら穏やかに暮らせると感じました。家工房さんのリビングと中庭の一体感やくつろぎ感、格子雨戸や造作家具など、細部のこだわりに至るまで、自分たちの家作りのアイデアに積極的に採用。

いつもきめ細やかな対応で、建つまでは楽しみ、建った後は安心でした」。

家工房がこだわるのは、昔ながらの在来工法に、軒下や縁側、畳など、日本人なら誰もが懐かしく、愛おしく感じる要素を取り入れることと、景色を取り込んで四季を感じさせること。

「人が住むものだから、人の手仕事によるぬくもりを大切にしたい」。

相談から引き渡しまですべて要介さんが行う【一貫体制】も家工房の特長。

住む人のことを考え、一棟一棟大切に建てられる家。住み心地が快適なのも納得です。