山の保水力が失われた?!次の世代によい環境を残したい!
山の保水力が失われた?!次の世代によい環境を残したい!
この夏は「スーパー猛暑」って言われていたとおり、
本当に暑い暑い夏やった。
いやいや、まだ夏は終わっていなくて
残暑がまだまだ厳しそうで……。
それに、暑いだけじゃなくて、
局地的な大雨が各地を襲ったのにも驚いた。
河川の氾濫、土砂災害……、
自然の恐ろしさを改めて実感させられた夏やった。
今は、山に植わっているのはスギばっかりで
花粉症に悩む人もほんまに多いよね。
でも、山がスギばっかりになったのは戦後のことらしい。
それまでは、山にはいろいろな樹が植わっていて、
根っ子が山の地面にしっかりと張って、
それが保水力を高めて、大雨をちゃんと吸収してくれていたみたい。
でも、スギの根っ子はそれほど広がらないから、
それほどまでに地面を抱え込めていないらしい。
だから大雨が降ると、山に吸い込まれる雨量は限られて、
そのまま川にドドーッと流れていくんやって。
さらに、根っ子が浅いスギはすぐに倒れてしまって
場合によっては川に流されて、危険なことになってしまうねんて。
人間が自然に手を入れたことで、
山の状態も大きく変わってしまったってことやね。
それに、そもそも地球温暖化も、人間が無茶なことをしてきたから。
一人ひとりが生活のあり方を見直さないとあかんね。
次の世代に、少しでもよい環境を残していかないと
「前の世代の人間は、何をやっててん!」と怒られてしまう・・・。