お米や野菜のタネが大変!
お米や野菜のタネが大変!
いま、タネのことが問題になっての知ってます??
私らが食べてるお米や野菜のタネって誰が作ってるか知ってる?
野菜のタネは一部を除いて多くがすでに海外産みたいやねん。
京野菜とか、昔から日本にある野菜は、
花をつけて実をつけて、その後にできたタネを採種して、
それをまた翌年に畑に撒いて・・・というのをしてるみたい。
それを「在来種」のタネって言うみたい。
だけど、いまはほとんどの野菜のタネが、
企業が開発した「F1」と呼ばれるタネで、
形や大きさが整っていてたくさん実をつけるように改良されたタネやねんて。
欠点は、そこからは次のタネを採れないこと。
2代目になると、形もバラバラ、実の付きも悪くなるねんて。
だから農家さんは毎年タネを買わないとあかんねん。
お米のタネはというと、主食ということもあって、
国が今年の3月まで「種子法」という法律で、守ってきてん。
都道府県がそれぞれの地域に合ったタネを開発するための予算をつけて、
そうやって作られた美味しくて地域に合ったお米のタネを、
安い値段で農家さんに提供してきたらしい。
でも、その「種子法」が廃止されたから、
これからはお米のタネも民間企業のタネが参入するかも?!
民間企業は利益追求せなあかんから、基本は農薬と肥料とタネの3点セット!
すでに海外では大きなタネ企業が、発展途上国などに3点セットを売りつけて
農家さんは借金を背負ったり、遺伝子組み換え作物が土壌をダメにしたり、
いろんな問題が起こっているらしいわ・・・。
タネって、食べ物のもとになる大事なもの。
利益追求の対象にされたらやっぱり怖い。
安心安全なお米と野菜を食べたいから、私らもしっかり調べないとあかんね!