ジャーナリストへのバッシング、変!
ジャーナリストへのバッシング、変!
フリージャーナリストの安田純平さん、シリアから無事に帰国できてよかった!
3年4カ月も武装勢力に拘束されてたなんて、想像するだけで震えるわ……。
おしゃべりはもちろん、クシャミすることも許されなかったそうやん。
相当過酷な環境下で、健康状態が悪化したこともあったと聞いて胸が痛んだわ。
2011年にシリア内戦が始まってから、日本人ジャーナリストの山本美香さん、後藤健二さんを含め、
710人のジャーナリストが武装勢力に殺害されてるそうやで。
(※ジャーナリスト保護委員会<CPJ、本部・米ニューヨー>調べ)
山本さんや後藤さんだけでなく、各国のベテランジャーナリストたちが命を落としてる。
慎重に行動していても、武装勢力にとって邪魔な存在であるジャーナリストは狙われてしまう。
地球上には内戦、虐殺、独裁が続いてる地域がまだまだある。
ジャーナリストが伝えてくれなかったら、世界はもっと無茶苦茶になってしまうよなあ。情報が外に伝わらない世界、そのほうが絶対に怖いわ〜。
「自己責任」とか言って安田さんをバッシングしてたら、大切なこと見落としてしまいそう。
命がけで紛争地に向かうジャーナリストを責め立てるのではなくて、ジャーナリストを大量に殺害してきている武装勢力のことや、
シリア内戦がいつまでも終わらない原因について考えるほうが大事なんちゃうかなあ。
それにしても、叩きやすい個人を徹底的に叩くという風潮が日本に広まっていて、それも怖くない?
ダメなことはダメで、冷静に淡々と判断して批判したらいいと思う。
でも、炎上っていうのかな、煽られてエスカレートした集団バッシングは寒気がする!
そんな大人の世界を見ている子どもたちは、どんなふうに感じてるんかな。
それに、もっと私らが注目せなあかんところ、日本にはいっぱいあるで。
景気よくないのに消費税10%になるし、オリンピック予算は驚くぐらい膨らんでるし、
外国人労働者をひどい扱いして雇ってるし、いろんなデータが改ざんされてるし!
これでほんまにいいんかな?