彦ちゃんの河内歴史話井戸 第31話
「自分の住む地域を好きになる」。
や~よい(弥生)御提言。
愛知県刈谷市で観光案内所にお勤めの車田あゆみ(他の活動時は松風みあみ)さん。元バスガイドで、なんと声優、サーキット場の場内アナウンス、イラストレーター、陶芸家、天誅組研究家、イベントの司会などなど多彩なお顔の持ち主でもあります。私流に言うと『七色仮面』か『琴姫七変化』ですが、古すぎて「それってなんですか?」って問い合わせが来そうですね。
既に何度も南河内を訪問されており、当然ながら当記念館の常連さん(当方では、応援団家と表現)でもあります。彼女の手による関連グッズも並んでいますし、近い内に新作も予定されています。その彼女の南河内感(観)は「とても歴史深く、自然豊富なロマンと人情の溢れる素敵な地域」でした。そして一番に思い浮かぶものは「楠公さんと古墳」ともおっしゃいました。やはり、この二つは根強いんですね。どっかの「大仏と鹿」に近いかも。
そして、一番お聞きしたかった第三者(地域外)視点での南河内の魅力発信への提言は「まずは自分の住んでいる地域を好きになること。そうすれば観光のお客様は自然と南河内へ足を運んでくれるかと」と。確かに、「他所の庭の花は綺麗に観える」って言いますね。御意。そして続けて「私はイラストを描いたりイベントのお手伝い程度しか出来ませんが、南河内は好きな場所なので微力ながらお手伝いしていきたいです」とも語ってくれました。感謝。
彼女とは1月半ばに奈良県東吉野村での催事でご一緒しました。沢山の老若男女を相手にお上手な進行役で、終了後の会場では、ある団体の方が「うちにも来てもらおうか」と言われていましたね。もしかすると、近い将来に南河内のイベント会場に彼女の声が流れることになったりして。
天誅(忠)組記念館
☎090-5010-3995(予約優先)
藤井寺市小山5-8-33 テックハイム小山1階
10:00~12:00、13:00~16:00
水曜休/賽銭・カンパ方式