彦ちゃんの河内歴史話井戸 第60話
連載が広める地域学習の輪(話)。
「らくうぇる。」創刊20周年、誠におめでとうございます。この連載も60話を迎えましたから、5年ってことですね。1/4の期間を同居しているんですよね。
ということで、今回は年間テーマから一回外れて、どこまでも「20」に因んだ話にさせていただきます。
まず私事ですが、去る6月15日に愛犬の小春ちゃんを「虹の橋」まで見送りました。12年半の生涯でした。生後3カ月で橿原市からやってきて以来、「天忠犬」として当記念館の宣伝にも協力してもらいました。
特に「らくうぇる南河内Vol・8」に載ったツーショットは私の宝物です(写真)。その小春ちゃんの誕生日が12月20日でした。法要を行った動物霊園の電話番号の末尾が6020。
人であれ動物であれ、自身の人生を楽しませてくれたり、豊かにしてくれた存在って誰にでも必ずあるものでしょうね。失ってみて、つくづくそう思うようになりました。
さて、この連載の第20話を覚えておられるでしょうか。「赤毛のアン」の翻訳でも有名な松本侑子先生の初来館を取り上げました。天誅組にも大いに興味を持っていただいての東京からの御訪問でした。
そして外せない話題が連日の東京オリンピックでの金メダルラッシュ。連日驚かされましたが、その「20」個目の金は、スケボーの四十住さくらさんでしたね。ルビを見るまで、なんて読むのかわかりませんでしたが、ここは20どころか倍の四十も重なり、今回のお題にもぴったり。
今回は「らくうぇる。」創刊20周年に沿った内容にしましたが、実は、この連載のご縁から、某神社の境内を清掃されているグループが始められた歴史講座に二度呼ばれました。当然、連載のバックナンバーも活用しています。地域密着型という本紙の実りかと。
天誅(忠)組記念館
☎090-5010-3995(予約優先)
藤井寺市小山5-8-33 テックハイム小山1階
10:00~12:00、13:00~16:00
水曜休/賽銭・カンパ方式