彦ちゃんの河内歴史話井戸 第63話
なにがって、人生「嬉」し楽しが一番。
新年号の出番はお休みでしたので、今年最初のお話になります。宜しくお付き合いください。
実は昨年末から早朝散歩も始めたのですが、夕方の散歩とは違う方向を歩いたり、少し道順を変えてみるだけで実に面白い発見があることに気づきました。橋の名前や道標、旧家の窓や蔵の形などなど。
また、夜明け前に池の周囲を歩くと沢山の水鳥たちが寄ってきてくれたりも体験できました。数日おきにフェイスブックにアップしていますので機会があれば覗いてください。
そしてこんなことがありましたのでご報告を。まず、昨年末に富田林市の「嬉(うれし)」という地区にある楠木正成(楠公さん)所縁の腰神神社(写真)に参拝したのですが、そこで以前来館された地元の方と再会できました。
その折に「らくうぇる。見てますよ。連載がよく続いているなと感心しています」との弁。いいですね〜。という事で折角の機会ですから、この腰神神社について一言。創始は大化の改新(645年)の頃だそうですが、建武元年(1334年)に楠公さんの愛馬・千早丸の腰が立たなくなり、境内にある藤の木につないで祈ったところ、腰が治って出陣できたそうです。その御礼にと楠公さんから賜りものがありました。以来この社名が代名詞になっているようですね。流石楠公さん。(参考:「富田林市嬉・城山クラブ」散策マップ) 境内の絵馬には「腰痛が治りますように」があれば「腰が治りました」というものも見受けられます。そこで私も馬の形をしたお守りを買って帰りました。
そして年が明けて、母がお世話になっている介護施設の方から「連載楽しみに読んでますねん。1月号には連載無かったんですか」との弁。嬉しいですね〜。
ペーパーレス化が進む日々でも、紙の力を信じたい。
天誅(忠)組記念館
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藤井寺市小山5-8-33 テックハイム小山1階
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