彦ちゃんの河内歴史話井戸 第69話
自治体名を覚えてもらうって、大事ですよね。
70回を迎えました。結構知人が本を出しているので、ペーパーレスの時代に逆らって、私も加筆訂正したものを冊子化したいくらいです。
さて以前、読者の声を拝見した際に、「地名に関する話題も取り上げてほしい」って感じのものがありました。私は藤井寺市小山に越して来るまでは高鷲や野々上にも住んでいました。羽曳野市ですよね。この期間に茨城県の東海村に出向したのですが、皆さんバイクのナンバープレートを観ては、この字が読めませんでした。
あるガソリンスタンドで「はびきの」と読みますって言うと、一番凄かったのが「日本ですよね」でした。私が意外と驚かなかったのは、新入社員の同期に島根県の方が居て、寮での自己紹介中に「島根県ってあるんやな〜」という声を聴いていたからです。これには流石にびっくり。
今まで気にもしなかったことですが、松原市や柏原市はじめ、大阪狭山市や富田林市、河内長野市でも市の名前の付く駅が在りますよね。
ところが、羽曳野市の場合は市名の付く駅は無いんですね。ヤマトタケルから生まれた歴史ある市名の付く駅、前市民ながら私は欲しいですね。
さて逆のパターンがあります。月に一度、大和高田市で講座を担当していますが、こちらにはJRと近鉄で「髙田」と名の付く駅が3つもあって、初めて講座に参加の方は最寄り駅をよく間違われます。
駅名ばかりを考えていた時に、ふと思ったのが「藤井寺警察署って無いよな〜」。免許でも羽曳野警察署に出向きますもんね。以前、このことを知人に話した際に「え〜、警察署のない市ってあんの」でした(笑)。
次の連載は6月号でしょうが、また一つ歳を取ります。でも、幾つになって大切なことは探求心ですね。認知症対策にも一役買っているかと。
天誅(忠)組記念館
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